執筆者
谷山 一郎
農業環境技術研究所に2014年3月まで勤務。その間、土壌保全、有害化学物質、地球温暖化の研究に携わる。現在は伊勢市在住
食や農業と密接な関係がある伊勢神宮。環境化学者の目で、二千年ものあいだ伊勢神宮に伝わる神事や施設を見つめ、日本人と食べ物のかかわりを探る
農業環境技術研究所に2014年3月まで勤務。その間、土壌保全、有害化学物質、地球温暖化の研究に携わる。現在は伊勢市在住
(1)醴酒 神宮の三つの重要な神事である三節祭で用意される4種類の神酒のうち、醴酒(れいしゅ)は、三節祭以外の年間1500回を越える祭事の神饌でも供えられます。社殿前の案と呼ばれる机の上に配置された…